気象病って何? 低気圧のときの体調不良とは?

日常のあれこれ

気象病とは

くもりや雨の日、雨の降る前日から、体調が悪い事ないですか?

頭が痛い

だるくて動きたくない

肩こりや首のこりが辛い

関節痛

気分がふさぎ込む

くもりや雨の日の、すべてが体調不良になる訳ではなく、低気圧が関係すると

考えられています。低気圧で自律神経のバランスが乱れ、体調不良を引き起こす事を

気象病と言われています。

この症状、PMS(月経前症候群)に似ていませんか?

私は、年々PMS症状が酷くなり、寝込んでしまう日も増えてしまいました。

なんとか症状を軽減する方法は無いものか・・・色々調べて試しています。

調べていると、PMS(月経前症候群)と気象病の症状が似ているのと、

どうやら私も雨の日に片頭痛が酷くなったり、めまいの症状も出ているなと

気が付きました。今回は女性に多いと言われている気象病について調べてみました。

自律神経とは

循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整する神経です。

24時間活動しているため、自律神経のバランスが乱れると

様々な精神的症状、身体的症状が現れます。

自律神経には、「交感神経」「副交感神経」の2種類があり、

交感神経:朝から日中にかけて体を活動モードにする

副交感神経:夕方から夜にかけて体をリラックスモードにする

交感神経は、晴れた日や急に寒くなった時、気圧の変化で活発になり、

副交感神経は、くもりや雨の日の気圧が上昇した日に活発になります。

天気や気温の変化が急激になると、交感神経と副交感神経のバランスが乱れを

引き起こし、様々な不調が出てくるようです。

自律神経のバランスが乱れると現れる症状

自律神経のバランスが乱れると体の一部が痛む、精神的に落ち込むなど様々で

身体的症状:頭痛、耳鳴り、疲れ目、動悸、肩や首のこり、めまい、倦怠感

やすい、むくみ

精神的症状:イライラする、怒りっぽい、不安や恐怖感に襲われる

やる気が出ない、悲しくなる

私の場合は、ズキズキとかなり痛い片頭痛になり、吐き気がして歩けない程です。

それと頭痛とセットでめまいにもなります。

PMS(月経前症候群)についての記事も書いていますが、女性ホルモンの乱れからも

自律神経が乱れ、気象病と区別がつかない程、同じような症状に悩まされています。

なので、自律神経の乱れって言うのは本当に厄介なものです・・・

便秘も、腸の蠕動運動は副交感神経が主導権をにぎっており、冷えや気圧の変化による

ストレスで副交感神経よりも交感神経の活動が上がってしまい、そのせいで

腸の蠕動運動が弱まり便秘の原因にもなるようです。

低気圧で体調不良になりやすい人の特徴とは?

気象病は自律神経の乱れが原因だと言われていますが、もうひとつ

「耳が敏感な人」がなるのではと考えられています。

耳の中の「内耳」、鼓膜の奥にある、カタツムリのような形をした器官で

気圧の変化を感じ取るセンサーがあるのでは?と言われています。

交感神経が活発になれば、痛みを感じ、副交感神経が活発になれば、眠たくなったり

します。気象病は交感神経が活発になりすぎて症状が現れてきます。

それと、気象病に悩んでいる人は乗り物酔いをする人も多いようです。

乗り物酔いも、内耳が揺れ敏感になるために起こります。

内耳が関係しているのでは?と言う説も、自分に置き換えて考えると、

年々、PMSや気象病に悩まされる日が増えたと同時に、以前は無かった乗り物酔いも

最近なるようになってきているので、あ~ 当てはまるな~という感じです。

気象病の予防は出来るのか?

まず、自律神経のバランスを整える生活を送る!事が大切です。

朝決まった時間に起きるなど、規則正しい生活

バランスの取れた食生活 食生活の見直し

ウォーキングやストレッチなどの軽い運動で体の緊張をほぐす

体温の急激な変化を予防 暑さ対策、寒さ対策

好きな音楽や映画、読書などリラックス出来る時間を作る

内耳の血流を良くする  耳のマッサージをする

耳のマッサージとは、軽く指で耳をつかみ、上下にひっぱたり、

ぐるぐる回すだけで簡単なので、気が付いた時にやってみましょう。

呼吸を整える

交感神経が優位の時は呼吸は、「浅く、早く」なりがちで、

逆に「ゆっくり、深く」吸い込む事で副交感神経を優位にする事が出来ます。

呼吸は意識していないと、浅く、早くなっている事が多いです。気が付いたら意識して

深呼吸をするようにしましょう。

私は以前、自律神経の乱れから酷いめまいに襲われて入院した事があります。

立っていられない程の高速回転で天井が回り、吐き気と怖さとで救急車を呼びました。

その時のめまいがトラウマになってしまい、今も頭痛の時に軽いめまいになるのですが

以前の怖さがよみがえりパニックになりそうになります。

その時はゆっくり深呼吸して、大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせると落ち着いてくる

ので、副交感神経が優位になりリラックス出来て、めまいも酷くならないのかなっと

思っています。

最後に・・・

気象病も、PMS(月経前症候群)もどちらも自律神経が深く関係しています。

PMSに関しては女性ホルモンも関係しているので、その対策も必要ですが、

私は自律神経をまず整える事によって、どちらの症状の軽減にもなるので、これからも

色々試して行きたいと思います。

私と同じような体調不良に悩まれている方々の少しでもお役に立つ情報があれば

これからもご紹介して行きたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました